笑顔でこんにちは 玉置宏の歌のアルバム -同窓会コンサート-@神奈川県立県民ホール大ホール

昨日の続きを書きました。

これから Hello!Project 2007 Winter 〜集結! 10thAnniversary〜@横浜アリーナ に向かいます。


2007/01/26(金) 18:00開場/18:30開演 天気 曇のち雨

例によって横浜駅から徒歩にて現地まで。16:50に横浜駅を出るはめになると思わなかったので、直行するのではなく関内に寄り道。17:23に関内の某書店に到着して書籍をあらさがしし、書店を18:01に出て会場に着いたのが18:18。

見渡す限り、わたしの両親の年代の客ばかり。ハロプロ系のコンサートだと、どっちかといえば上の世代に入ってしまうんですが、今日はどう考えても下から5%以内。3F6列12番という席でしたが、そこから後ろにはほとんど客がいない、というか、座っていた一部のオッサンはどう考えても逆ドリームしたとしか思えません。

開演待ちの流れる音楽も「愛と死をみつめて」(青山和子)だったりして、雰囲気出るなぁ、と。開演したのは定刻18:30。

まずは、司会の玉置宏が「小さな瞳」をBGMに登場。お約束の「一週間のごぶさたでした」を生で聞くことが出来てうれしい限りです。その後、出演者を呼び入れ。

以下、セットリストというか曲目一覧というか。

M01 歌のアルバムビッグメドレー

好きだった(三田明)〜新聞少年(平浩二)〜高校三年生(小川知子)〜若いお巡りさん(あべ静江)

〜合羽からげて三度笠(橋幸夫)〜有楽町で逢いましょう(平浩二)〜達者でナ(黛ジュン)

〜からたち日記(小川知子)〜星のフラメンコ(橋幸夫/三田明/平浩二)

三百六十五歩のマーチ(黛ジュン/小川知子/あべ静江)〜よこはまたそがれ(三田明)

ブルーライトヨコハマ(あべ静江)〜伊勢佐木町ブルース(黛ジュン)〜星影のワルツ(平浩二)

知床旅情(三田明)〜瀬戸の花嫁(あべ静江)〜恋の季節(小川知子+5人)

〜恋をするなら(橋幸夫)〜いい湯だな(全員)

1曲目が三田明だったか橋幸夫だったか微妙に怪しいほか、5曲目は、スクリーンに映し出されたレコードジャケットにはこう書いてあったものの、実はもう一方の曲(好きだった)かもしれないです。他の曲はすべて歌うことができるんですがね。

「星のフラメンコ」の♪好きなんだ〜けど〜 の後のPPP(パンパンパン、の手拍子)、客のほとんどがやってました(当然わたしも)が、良く考えたら、いつものヲタ芸じゃないのかしらんと自問自答。

ちなみに、黛ジュン小川知子は、明日のハロコン出演者と同じぐらいの露出度でした:-) 年齢は3〜4倍ぐらいあるはずなんですが(黛ジュンは来年還暦とか言ってたし)。

M02 コーヒーショップで/あべ静江

若い頃の写真を見ると「かわいいなぁ」と。

M03 バス・ストップ/平浩二

♪バスを〜 の高音が心地よいです。

M04 女の意地/平浩二

タイトル聞いただけだと分からなかったんですが、曲聴くと分かりました。とはいえ、この曲を知ったのは確か文庫版の天才バカボンだったはず...

M05 初恋のひと/小川知子

細〜い。

M06 若い港/三田明

客席から登場。でも、この曲は知らなかったです。

M07 アイビー東京/三田明

引き続き客席にて。この曲も知らないのですが、客と握手しながらも平然と歌えるのがすごいなぁ、と。

M08 美しい十代/三田明

会場全体で表打ち。テレビの公開収録でやってる歌謡曲番組ってこういう雰囲気なんだ、と感じました。わたしの行っているたいていのコンサートでは裏打ちなので非常に新鮮、というか、いかにも歌謡曲

三番の「♪あ〜し〜た〜 またね〜と〜 て〜をふ〜りあ〜え〜ば〜」では、ちゃんと客が手を振るところなど、やっぱりヲタ芸のようなものだなぁ、と感心して眺めてました。

M09 恋のハレルヤ/黛ジュン

最初にも書きましたが、この曲が出た当時と同じような衣装で今でも歌う度胸(?)がすごいなぁ、と。

M10 橋幸夫 青春歌謡を歌う

若いやつ〜祇園ブルース〜江梨子〜恋のメキシカン・ロック〜花火音頭

このメドレーで知ってるのは「恋のメキシカン・ロック」ぐらいですが、この曲は裏打ちで会場全体がノリノリ(←死語)でした。使い分けの基準がよく分かりません。最後の「花火音頭」は新曲。昨年までは「盆ダンス」だったようで、そっちのほうが聴きたかったんですが。

歌う前のMCで、たまたま今日(1/26)が橋幸夫の結婚記念日の話が出てました。結婚式のとき、司会が高橋圭三宮田輝、総合司会が玉置宏だったようで、そりゃまたえらく豪勢な...

ここで第一部が終了(19:29)し、15分の休憩。

M11 みずいろの手紙/あべ静江

ここから第二部開始。冒頭のセリフの印象が強いんですが、あべ静江の曲の中ではこれがいちばん好みかも。

M12 ゆうべの秘密/小川知子

♪あなたにすべてを かけたぁ〜のだからぁ〜 のあたりで背筋がぞくぞくしました。この曲も好きなんですよね。

M13 天使の誘惑/黛ジュン

かなり子供の頃から、どういうわけだか耳になじんでました(リアルタイムで聴いてたわけではもちろんない)。この曲も好きな部類に入るのです。

ということで、第二部は開始から、聴きたかった曲の三連発、という非常にうれしい選曲でした。

M14 居酒屋/黛ジュン+三田明

M15 忘れていいの/小川知子+平浩二

M16 今夜は離さない/あべ静江+橋幸夫

ここではデュエット三連発。「忘れていいの」は、発表当時に谷村新司小川知子の胸元に手を入れていた印象が子供心に焼き付いており(なんじゃそりゃ)、まさか今回も... と思ったのですが、当然そんなことがあるわけもなく :-) でも、平浩二に対して小川知子が主導権を握ってリードしていたのが見ていて興味深かったです。

M17 雨の中の二人/橋幸夫

M18 真夜中のギター/あべ静江

M19 長崎の女/平浩二

M20 誰もいない海/小川知子

M21 おまえに/三田明

M22 真赤な太陽/黛ジュン

M23 潮来笠/橋幸夫

このあたりは、「当時流行っていた他人の曲をカバーして歌ってみよう」のコーナー。あべ静江はちょっと時代が違う気がしないでもないです。「真赤な太陽」って美空ひばりとの競作だったんですね。知らなかった... (どうも裏がいろいろあるらしいですが)

6人揃ったところでは、どうしても年齢ネタが出てくるわけですが、熟年の同窓会を強調されてしまうので、少し居心地が悪いかな、と。同じ年齢ネタでも、あややコンでの松浦亜弥の毒のある年齢ネタだと「そりゃそうだ」と納得できるのは、ネタの対象になってるからではあるんですが...

M24 いつでも夢を/全員

デュエットコーナーでこれをやらなかったので「なぜだっ」と思っていましたが、最後に聴くことができたので満足です。


ということで、あっという間の2時間15分でした(15分の休憩を入れて)。

もともと、10代の頃からこの手の曲も何故か良く聴いており(当然、周りの友人とは話が合わない、というか、話をして通じるとも思ってない)、一度見てみてもいいかな、と思っていたのですが、実際見てみると「伊達に芸歴が長いわけじゃないんだなぁ」と感心しました。

メドレーを入れると50曲ぐらいある中、その大半を歌うことができるので、スクリーンに表示される歌詞を見ながら、歌いたい気持ちを抑えながら見てました。これはこれで拷問に近いかも? やっぱり、逆ドリームして最後方で歌っていれば良かったりして。

「同窓会」と銘打ってはいますが、別に同世代にこだわることなく、もっと若い世代にもアピールしてもいいんじゃないかと思いますけど、やっぱり難しいんでしょうかね。でも、このまま縮小する一方というのも寂しいものがあるので、いい方法があればよいのですが。

ぜひ次の機会にも見に行きたいなぁ、と思わせる内容でした。この同窓会、場所によって出演者が微妙に違いますが、今回の組合せがいちばんわたしには合ってるかなぁ、と感じました。今後の予定では、麻丘めぐみが出る会があるようなのでそれは非常に興味があるものの、場所が岩手県なのでどうしようないという。