帰省した(行き)

三連休を利用して帰省しました。

9/17に横浜を出発。羽田空港までは車で送ってもらい、早めに着いたので屋上で(た)を疲れさせて機内でぐっすり眠ってもらう不純な計画を立ててみました。

第1ターミナル側の屋上に出てみると、南寄りの風が強いせいか、着陸はRWY22を使っているようであまり目の前(16R/34L)での離発着は見られませんでした。ちょっと残念。

それでも数機の離陸を見ることができ、ほぼ無人の屋上をほっつき歩いたせいか、(た)は11:00発のJAL1665に乗り込んだ途端に睡眠に落ちました。今回はクラスJなので、前の座席をけとばすなどのことはなさそうとはいえ、寝てくれてちょっと安心です。

16Lから定刻に離陸すると、そのまま木更津まで上がって右旋回かなぁと思っていたら、左旋回で湾岸上空をぐるっと上昇。このコースははじめてでした。シートベルト着用サインが消えたところでGPS受信機(Vista HCx)の電源を入れたものの、なかなか衛星を捕捉できず、ようやく捕まえたときには檜原村上空でした。そこからは甲府→飯田→琵琶湖と経由し、12:05ぐらいに着陸体制に入ったところでスイッチOFF。ここまでは順調だったのですが...

高度を下げるに連れ宍道湖が姿を現したものの、雨が窓を強く叩いているような悪天候。風はそれほど強くなかったのでこのまますぅっと着陸、と思っていたら、エンジンが全開となり上昇をはじめてしまいました。眼下には出雲もくもくドーム。

機長からは「視界不良で滑走路が見えなかったので」うんぬんのアナウンスがあり、とりあえずもう一度やり直し。10分ぐらいで雨雲が通過するのでそのあとに再度着陸する、とのことで、上空で時間を稼いだ後に高度を下げ、前回よりも宍道湖の姿が大きくなってきた…と思ったら、またパワー全開となり上昇。眼下に二度目の出雲
もくもくドームを見ながら右旋回して上昇。

再び機長から「今回も視界不良だったので着陸復行した」とのこと。さすがに次に着陸できないと、燃料残量の関係で岡山か伊丹になるかも、と心の中で思いつつ、三度目の着陸を待つはめになりました。

(た)がすやすや寝ているのが唯一助かった点ではありますが、岡山に降りても子ども連れにはたいそう面倒なことになるのでなんとか降りてほしい、と思っていたら、三度目にようやく着陸。約1時間遅延でした。

迎えに来ていた妹によると、二度目のときは展望デッキから機体が見えており、降りてくると思ったら上昇してしまい、デッキにいた出迎え客からも「あ~あ」の歓声(?)が上がっていたそうです。また、ビル内では「岡山に降りるかも」の予告もあったようです。

とりあえず空港の蕎麦屋で昼食を食べ、車で実家に移動。到着したのは18:30。横浜だとすでに暗い時間ですが、さすが西日本、まだ明るい…