帰省した(帰り)

9/17に実家に到着した時点では、帰宅予定の9/21には、まだ沖縄付近にいるはずだった台風15号、いつの間にか加速して9/21に本州直撃コースの予想になっていました。

というわけで、「帰れないかも…」という話となり、9/20は予想進路図とにらめっこ。当初は13:05発のJAL1666便に乗る予定でしたが、どうも羽田空港の着陸が怪しそう、ということで、少々悩んだ挙句に一便早めて9;40発のJAL1664便に変更しました。

9/20の最終便に乗ればより確実に帰れたはずですが、最終判断した15:00時点で空席が2つしかないとか、16:00には実家を出て特急で移動して駅からタクシーでぎりぎり、ということでその案は捨て、9:40発にかけることにしました。

翌日は5:00起きでバタバタしながら5:40に実家を出て、父に江津駅まで送ってもらいました。家を出たところでプチがけ崩れがあったので、最短ルートではなくて国道経由に変更し、6:30に江津駅到着。

6:39のスーパーまつかぜ4号に乗ろうとして駅の案内をよく見ると、次のスーパーまつかぜ6号以降の特急は区間運休とのこと。どうやら首の皮一枚つながったようです。

乗車してみると、自由席には4,5人しか乗っておらず、いちばん先頭の席を親子で占領することができました。1時間ぐらいとはいえ、(た)のご機嫌とりながらなので、前方が見えたほうが何かと楽しいはず(というより、大人のほうが楽しんでいたかも)。

徐行区間があった影響で、仁摩で10分ほど余計に行き違い待ちをしたほかはほぼ順調、振り子の威力で途中駅をすっ飛ばしながら出雲市駅に10分遅れで7:45到着。

駅を降りてみると、雨は降っていなかったもののかなり風が強く、離陸できるのか、そもそも乗る機体が着陸できるのか少し心配になりました。連絡バスは8:20なので30分ぐらい待つことになりますが、何かあったときには空港にいたほうがよかろう、ということで、タクシーで空港まで向かいました。途中渋滞にはまって約30分、4320円で到着。

遠くに見える島根半島の山並みを見ながらタクシーの運転手といろいろ話をしたのですが、「島根半島の山並みが見えないと引き返すことが多い」と聞きちょっと安心しました。行きに着陸を3回やった旨の話を振ったところ、「某A先生が乗ってるときは、少し状況悪くても無理やり降りる」らしいとのこと。世の中そんなものでしょうかね。

空港でチェックインして状況を聞いてみましたが、乗る機体は羽田から出雲に飛行中なのは確かで、あとはさっぱりわからんとのことでした。そりゃそうだろうなぁ、と思ってしばらく暇をつぶしていると、夕方出発の1668便の欠航が早々と確定していました。ターミナルの外は相変わらずの強風なこともあり心配していると、伊丹からの便が無事到着し、その後羽田からの便も無事到着。

しばらくすると、伊丹行きが無事出発し、羽田行の5分前に出る隠岐行きも出発予定ということで、とりあえず出雲空港からは出られそうなことな雰囲気となりました。乗り込んでみると、埋まっている席は半分ぐらい、最後方はがらがらだったので、お願いしたうえで座席を移動しました。

9:39に出発し、例によってシートベルト着用サインが消えたところでGPS電源ON。今度は1,2分で衛星を捕捉し、米子沖を東南東に飛行中前回もそうですが、出雲空港出発時はすぐに捕捉できるようです。

京都→津→豊橋と経由して順調に飛行し、大島上空に差しかかったところでGPSの電源をOFFにしました。最高速度が前回は1000km/h以上出ていたのですが、今回は最高でも800km/hと、若干遅めだった模様です。機長のアナウンスではほぼ無風ということだったので34にでも降りるのかなぁ、と思っていたら、結局22に降りました。10分遅れとはいえ、無事到着できて何よりです。

羽田空港で情報を確認したところ、当初予定していた1666便以降は出雲空港発全便欠航確定、ということで、ぎりぎりのところで間に合ったようです。

自宅まではいろいろなルートがありますが、京急→相鉄経由で13:00ぐらいに帰宅。双方の両親に到着を電話連絡し、バタバタした帰省が無事終了しました。

帰宅して1時間ぐらいしたあたりから風雨が強くなり、16時以降はとても外を歩けたものではない、という状況。14:30には相鉄も全線ストップしていたとのことなので、もし次の便が飛んでいてもえらい目にあったのは間違いなかったようです。