HDD換装

先日のNotePCのHDDが壊れた話の続き。

壊れたのは、4年以上前に購入したdynabook C8/213LMEW。最近はWeb閲覧とiTunesでの再生が主な目的なので、CPUスペックはあまり問題ではないのですが、HDDが壊れたのをきっかけに買い替えを考えてもよいかな、と思っていろいろ調べてみました。が、最近のやつだとVista搭載になっているのが中心な上、VistaCeleronはつらそうなのでCore 2 Duoかなぁ、と思うと15万ぐらいは覚悟したほうがよさげなのでどうしたものか困ってしまいました。

もしかして、HDDを取り換えれば済むのかも、と思ってさらに調べてみたところ、幸いにしてこの機種での交換は楽らしい、ということが分かったので試してみることにしました。

交換対象は、HGSTのHTS541616J9AT00。160GBもいらないかなぁ、と思ってはみたものの、120GBと1000円しか違わないのでこっちにしてみました。

以下のサイト
http://kangaroo.air-nifty.com/blog/2006/02/dynabook_c8hdd_06ca.html
http://www.bunkai.jp/note/toshiba/c8_21dcmen.html
を参考にして本体をバラバラにしてみました。バッテリ裏のネジを外し忘れたとか、キーボードコネクタを外すのがよく分からなかったのでそのままくっつけて作業してみたとかありましたが、15分ぐらいで交換完了しました。

リカバリCD-ROMから起動してHDDをフォーマットしようとしたら、128GBしか認識してくれないようだったので、とりあえず80GBでパーティションを切ってフォーマットし、XPをインストール。立ち上がったあとで、このあいだリリースされたばかりのSP3をあてておきました。その他、Internet Securityなども追加でインストールし、最低限の環境は復活。あとは、記憶にあるところを徐々に放りこんでいけば元の環境に近くなるのですが、まずはiTunesの環境を復活することにしました。

iTunes関連のまるごとバックアップをUSB接続HDDに取ったのは去年8月だったので、まずはその環境を復活。その後で、Pod野郎を使ってiPodの中の曲を吸い出してiTunes管理下に移動。

この時点でiTunesを立ち上げてみると、いくつかのファイルに"!"がついていました。どうやら、ライブラリファイル内の曲データファイル情報と実ファイルとが一致していないようで、再生しようとするとできない様子。しかたないので、"!"が出ているすべてのファイルをつついて、一つひとつ再度関連付けして消し込みをかけました。十数曲だったのでまぁよかったのですが。

で、iPodと同期を取ってみると、何やらあやしい様子。

「選択したプレイリストに入っているすべての項目を保存するための空き容量が足りないため、iPod"xxx"を同期できません(138.01GB必要な容量、3.55GB空き容量)。」

とか言われています。必要な容量、の値が明らかにへんちくりん。曲を絞り込んで同期するとできるようなので、どれかの曲を同期させようとすると上のメッセージに刺さるらしい、ということで、結果的には、

  • 曲データファイルとのリンクが外れているとだめらしい
  • iTunes Storeで購入した曲で再認証を通してないものがあるとだめらしい

ということが分かりました。前者については、起動時に自動チェックしてくれているわけではないようなので、全曲再生をかけてみないと本当に曲ファイルとのリンクが取れているのか分からないのかもしれません。もっとよい方法があるような気もしますが…

午後の3〜4時間を潰して上記作業を行った結果、ほとんどの曲データは復活しました。曲データの復活がうれしい、というよりは、再生回数などの過去情報が生き残っているのがたいへんうれしいです。

あとは、必要と思われるアプリケーションをちまちまと入れていくつもり。HDDのほうは、リカバリCD-ROMでのインストール時の残り(なぜか70GBぐらいなのがあやしい)を管理ツールでフォーマットしてみました。全領域に本当にアクセスできるのかは、まだためしていないので何ともいえません。BigDriveの壁があるのかも分かっていないので、どこかで一度ためしたほうがよいのかもしれませんね。