出雲訪問

先週末は松江に行って来ました。理由は明日にでも書くとして…

松江に用事、ということなので羽田空港から出雲空港に飛ぶことにしました。クローサこと台風15号の行方が気がかりだったものの、「今回は」こちらには直撃しなかったのでひと安心。

「今回は」と書いたのは、7月の三連休にも出雲空港に飛んだ際には、マンニィ(台風4号)が接近最中にそっちに飛んでいく、という無謀な状況になっていたからなのです。また、8月に法事で熊本空港に飛んだときにも、前日にウサギ(台風5号)が九州上陸した、ということで、今年はつくづく台風と縁があるようです。

行きはJALの1667便。定刻14:15発なので、13:10頃に羽田に着いて手土産を物色。時間が余ったのでエアポートラウンジ(北)で茶をしばいてみました。搭乗ゲートが12番(ほぼ真ん中)なので、ラウンジからゲートまでが遠い遠い。

座席が83GだったのでRWY16Rのほうが街並みが見えるのでいいなぁ、と思っていたものの、ラウンジからA滑走路を見るとRWY34L着陸になっていたので「あ〜あ」と思って搭乗ゲートへ。

で、がっかりした予想どおりに34Rからの離陸。すぐに右旋回するところまでは織り込んでいたんですが、ちっとも旋回が止まりません。しまいには反対側から日差しが入ってくる(=270°ぐらい回った?)あたりまでまわってから直進に戻りました。

右手眼下には羽田空港が見えていて、ちょうど東から西へ横切る形となりました。伊丹をRWY32Lで出発すると、西から東に空港を横切るような感じに見えるかと思いますが、そんな感じ。SIDにこんな出発経路あったかなぁ、と思ってよく考えたら、RNAV導入でこういう経路を取れるようになったのかな、と。どこかにRNAVによる各空港の出発着陸経路図って転がってないんですかねぇ。

機長アナウンスは、飛行高度も対地速度も、途中地点の通過時刻も何も言ってくれない淡白な内容だったのが残念。

出雲空港到着は15:35。そこから松江にバスで移動を試みるも、満席の上立ち客が出たために高速が使えず、国道9号線経由で行くことに。出発したのが15:51で到着したのは16:20頃。そこから某所にタクシーで移動し、その晩どこで過ごしたのか、は今しばらく隠蔽 :-)

翌日(10/7)は、松江城のお茶会に行ってから昼食をたべ、足立美術館で庭園を堪能しました。この年になって、少しは日本庭園の良さが分かるようになったかもしれません。

その後、米子まわりで松江に戻り、水燈路をほっつき歩いてみました。これ、堀のまわりに燈籠が数m間隔で並んでいて、堀に映る光景がたいそうきれいなのですが、燈籠に書いてあるのが交通安全標語だったり子供の習字だったり、ツッコミどころ満載な内容なのが何ともはや。もちろん、普通の俳句などもあるんですが、あれはあれでよいのだろうか。

月曜(10/8)は朝から雨。とはいえ、帰り便までには時間があるのでみやげを物色し、茶をしばいてから空港へ。

13:15発の1666便に乗るため、出雲空港には12:30頃に到着。時間があるので、屋上で12:45発の伊丹行きを見送ってから手荷物検査を通過しようとしたら、チェックインをし忘れていたことを指摘されてしまいました ^^; 行きの羽田で発券しておいたので、すっかり油断してました。その時点で13:00頃。

慌ててチェックイン機に航空券を放りこみ、チェックイン完了。と同時に場内アナウンスで、クラスJ空席待ちの客に「予約で埋まったよ〜」とのお知らせ。どう考えてもわたしたちのチェックイン待ちだよなぁ、と苦笑。
7分遅れの13:22に離れ、RWY25から13:30に離陸。機内アナウンスでは、29000ftを対地970kmで運航とのこと。大島上空あたりで富士山らしきものが見られたかな、と思いつつ、天気が悪そうなので16L着陸かもしれないし、南の風が強いとか言ってたから34Lかもなぁ、と勝手に妄想するも、下界は雲に隠れているのでどこにいるのかさっぱり分かりません。

そうしているうちに、なぜか右旋回をはじめてしまいました。房総半島上空ならば左に曲がるはずなのに、こりゃ羽田空港混雑で時間がかかるなぁ、トイレに行きたいんだけどなぁ、と半分座席で悶絶してました。

とっくに到着予定を過ぎているのにそれほど高度が下がった感じもなく、羽田に近付いたと思ったらもう一度右旋回を一回転。最終アプローチで雲から脱出してみると、83Bから空港が斜め前方に見える、ということはRWY22への着陸。8月にも経験しているので二回続けての貴重な体験でした。

珍しいRWY22使用とはいえ、これだと地上走行が長いので(ANAだったらもっとひどかったはずなのでまだまし)尿意に悶絶中のわたしにはうれしさ半分。結局、解放されたのは14:51ということでそれなりに遅れての到着だったのでした。