コント55号40周年プラス1 仇討物語・でんでん虫@明治座

2/12(月)夜公演を見てきました。コンサート、ではないんですけど、カテゴリを新たに設けるのも何なので...

2007/02/12(月) 16:00開演 天気 晴れ

散歩日和、ということもあり、東京駅から歩いて現地入り。呉服橋〜茅場町〜水天宮前を経由して30分ほどで到着。インターネット経由で申し込んでいたチケットを引き取り、ちょっと時間が余ったので隅田川沿いでもぶらぶらするかぁ、と思って行ってみたら、路上生活な方々の住居がぽつぽつとあるぐらいで、誰も散歩してません。ま、首都高の下なんで景色は良くないし日はあたらないし、と条件最悪なんでそんなものかなぁ、とは思いますけど。

しかたないので会場に取ってかえして入場。例によって、わたしの両親ぐらいの年齢の方々がほとんどですが、同年代ぐらいの客もちらほらいるところは、やはりコント55号の威力なんでしょうか(もしかすると、はしのえみヲタだったりなんかして)。

座席は3階1列38番、ということで、ステージに向かってかなり右寄り。開演前アナウンスで、「最前列の人は身を乗り出さないで」と言うのを聞くと、先月のハロコン横浜アリーナでのヲタ転落事故を思い出さずにはいられません。

定刻にはじまってからは、1分ごとに笑いのタイミングが来るので、さすがに笑い疲れました^^; もちろん、シリアスなシーンもあり、仇討ち直前のシーンでははしのえみの演技につい涙腺が...

二郎さんの登場場面もセリフもすべてアドリブらしい、ということですが、いいタイミングで登場して笑いをさらっていくところなど、やはりただものではないなぁ、とつくづく感じました。腹を抱えて大笑い、という場面ばかりではないですが、しぐさの一つひとつが笑えるポイントなので、とても楽しい時間を過ごすことができました。

カーテンコールでは、欽ちゃん、二郎さんの挨拶。40年経過してようやく相方が好きになった、というのを聞くとついしんみりとなってしまいます。また、ダブルキャストだった風見しんごはしのえみも登場しましたが、どちらもつい先日肉親を亡くしたばかりだというのに、舞台の上ではそんなことを微塵も感じさせることがない演技でした。これがプロなんですね...

さすがに年齢のせいか、二郎さんが舞台上をかけ回る、という光景は見られませんでしたが、無理矢理(?)なわとびで「とびますっ、とびますっ」と3回も飛んだあたり、本人のやる気はまだまだ十分なように見えました。次の舞台があれば、また見に来たいと感じた次第です。

... よく考えたら、明治座で舞台を見るのは4年前の「江戸の花嫁」以来。その前がさらに4年前の「仇討ちでござる」なので、ちょうど4年間隔となります、ってオリンピックみたいです。でも、6月に「水戸黄門」を見に行くかもしれないので、オリンピック周期はどうなることやら。