しびれる

2/10のコメントから。しびれる、といえば...

  • 1958年の流行語。民謡歌手三橋美智也の節回しに酔いしれる時に言う。「いかす」と同義語。 (「明治・大正・昭和の新語・流行語辞典」(三省堂)記載)
  • 電流にうたれたるかのように心が動くこと。GSや新御三家のファンはこーいって失神(「20世紀死語辞典」(太陽出版)記載)
  • 電気にうたれたように、強く心を動かされるさま(「世紀末死語事典」(中央公論社)記載)
  • 三橋美智也のファンが五〇年代末に使いだした(「消えゆく日本の俗語・流行語辞典」(東邦出版)記載)
  • 三橋美智也の節まわしから出たといわれるが、これはロカビリー・ブームと関係があるのではないか。(中略)女の子は失神、男の子はシビれるというわけで(後略)(「現代『死語』ノート」(岩波新書)記載)

ということみたいです。どうみても怒りがわいているような使い方ではないんですが、そういうタイミングで出てきたので、やはり怒っているんだろうなぁ、と解釈せざるをえません。明日の会議でも出るかも...

もっとも、わたしにとっては「シビレ節」(植木等)の♪ジイさんも(ピー)でこれまたまたまたシビれてる〜 の使い方が印象深いです。


明治・大正・昭和の新語・流行語辞典

明治・大正・昭和の新語・流行語辞典


20世紀死語辞典

20世紀死語辞典


世紀末死語事典

世紀末死語事典


消えゆく日本の俗語・流行語辞典

消えゆく日本の俗語・流行語辞典


現代「死語」ノート (岩波新書)

現代「死語」ノート (岩波新書)