最近読み終えた本

著者は少年サンデーの武居記者。当時、リアルタイムに読んでいたわけではなく、天才バカボンやおそ松くんは竹書房文庫でしか読んでいません(世代的にしかたない)。

文庫版解説で、バカボンがマガジン→サンデー→マガジン、とライバル誌を行ったり来たり、というのを見て「よくそんなことができるなぁ」と思った記憶がありますが、今回、その事情を(片方の当事者の見方ではありますが)初めて知りました。文庫解説にあるようなきれい事ではない、というのはまぁ当たり前の話ですが。

武居記者の出て来る「レッツラゴン」はほとんど未読なので、登場する編集者といえば、「靴下くさいイガラシ」ことマガジンの五十嵐記者のほうがなじみがあります。マガジン視点だとどう見えていたのか、というのも読んでみたいものです。

「元」とはついてますけど、一応(?)現役なアイドルのインタビュー集。といっても、どれもこれも内容は重いです(読んでいるときには、そんな重さを感じさせないのですが)。そんな彼女らの当時の苦悩に比べれば、わたしの置かれている状況なんてなんて甘いものやら。

各々の現在の写真も出てますが、ひとによって経年変化があったりなかったり、といろいろだなぁというところも面白いです。