ゴッホ展

国立近代美術館まで行ってきました。国内の美術館に行くのは、記憶にある限りでは初めてです。学生時代、美術が苦手科目、だったというのもあるんですが、どうにも興味が持てなかったものでちっとも行く気が涌かなかったのでした。でも、昨年ドイツで美術館めぐりの面白さに多少目覚めたということもあり、重い腰をあげて出かけてきました(以前から気になってたものの、結局会期末まで引っ張ってしまった)。

出かけてみると、入場待ちの列こそなかったものの、中は大混雑。タイミングの問題か、小中学生が大量に来ていたのが混雑に拍車をかけていたのかもしれません。最近は小学生のうちからこういうところに来るんだなぁ、と思ったんですが、小さい頃から本物に接するというのは重要なのかもしれません。

昨年、ファン・ゴッホ美術館へ行ったときにある程度の作品は見ているので予習はしていたつもりですが、今回の特別展で時代ごとに見てみると、好みの絵がある時代は限られてしまうんだなぁ、と改めて感じました。内部は5つの年代に分け、その変遷を追いかけるスタイルを取っていましたが、その中の3番目と4番目(1886年〜1889年のあたり)が該当します。

展示作品の中では、モンマルトルのナントカ2点と夜のカフェテラスが気に入りました。当然、上の2つの時期にひっかかる作品ですが、比較的明るめなところがよいです。後者は夜の風景なのに明るいので、これまたよいです。

見終わってから改めて、印象派のあたりのものが好みなんだなぁと再認識した次第。今度は横浜でやっているルーブル美術館展を見に行かなくては。