続々・確定申告

毎年郵送するのも面倒(行くのはもっと面倒)なので、e-Tax(国税電子申告・納税システム)だとお気楽に出来るのかなぁ、と思って調べてみました。

... 結果、馬鹿ぢゃなかろか(c)トニー谷、という結論に至りました。

e-Taxホームページを見ると、最初に「開始届け出書」を出す必要があるようです。本人証明として、たとえば運転免許証のコピーを送ればよいようなので、これは普通でしょうか。

利用システムで、Windows推奨なのはともかく、InternetExplorer6.0以降が「必須」というところがうさんくさいですが、許容範囲ではあります。問題は、次に出て来る「電子証明書」が必要というあたりから。個人は「公的個人認証サービス」を使うとよいらしいですが、発行に500円かかるらしいです(3年間有効)。

この時点で相当萎えるわけですが、「ICカードリーダが必要」というくだりでとどめをさされました。「認証機関によっては必要」とのおまけがあるものの、わたしの居住地では必要らしいです。そんなものをわざわざ買ってまで使うメリットがさっぱり分かりません。

使いはじめるまでに「却下」となったわけですが、さらには、システム運用時間が(確定申告期間以外は)平日の9:00-21:00限定というあたりも、いったい何を考えているのやら。

説明ページの「気軽で便利」「マイペース」てのはひどい誇大文句です。民間企業だったら論外、としか言えません。アンケートページがあったので同じようなことを書いておきましたが、たぶん改善はされないでしょうね。来年からも、郵送ベースでやりとりすることになるんでしょう、きっと。